摘要 |
【課題】操舵トルクセンサが異常状態に陥いった場合であっても、安定した操舵操作を維持可能な電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】電動パワーステアリング装置11は、車両の速度及びステアリングホイール13の操舵角を用いて舵角規範ヨーレートを算出する舵角規範ヨーレート算出部と、測定ヨーレート又は舵角規範ヨーレートのうち絶対値の小さい方と車両の速度とに基づいて車両の転舵輪に生じるセルフアライニングトルク(SAT)を推定すると共に、該推定されたSATに基づいて要求アシストトルクを推定するトルク推定装置と、操舵トルクセンサ25が異常か否かを判定する異常判定部とを備える。EPS制御装置51は、操舵トルクセンサ25が異常の場合に、操舵トルクに代えて、トルク推定装置により推定された要求アシストトルクに基づいてアシストモータ35の駆動制御を行う。【選択図】図1 |