摘要 |
本発明は、内燃機関の弁機構のための調整可能なカムシャフト(1)に関し、カムシャフトは、外軸(10)と、外軸(10)に同心円状に延在し、その中に回転可能に収容される内軸(11)とを有し、外軸(10)の外面(13)上で、少なくとも1つのカム部材(12)が回転可能に取り付けられるとともに、滑り軸受ギャップを形成し、カム部材(12)が、回転可能に固定される方法で内軸(11)に連結される。本発明によると、外軸(10)の外面(13)において、少なくとも1つの送油溝(14)は、送油溝(14)が滑り軸受ギャップの少なくとも軸方向の幅全体に形成され、カム部材(12)の少なくとも一方側で、送油溝が開放溝部(15)によって滑り軸受ギャップから外に導かれるような位置および軸方向の長さで導入される。【選択図】図2 |