摘要 |
【課題】次世代シーケンサーを用いて主に複数の遺伝子を標的とする場合において、測定に必要な人工核酸配列を効率よく均一に付加するための技術を提供すること。【解決手段】3’末端側に標的核酸に相補的な配列を持ち、その上流側に人工核酸配列Aの全部あるいは3‘末端側の一部の配列を持つフォワードプライマー(a)と、3’末端側に標的核酸に相補的な配列を持ち、その上流側に人工核酸配列Bの全部あるいは3‘末端側の一部の配列を持つリバースプライマー(b)からなるプライマー対を、少なくとも1対以上含むプライマー対群Xおよび、3‘末端側に人工核酸配列Aを持ち、5’末端側に人工核酸配列Cを持つフォワードプライマー(c)と、3‘末端側に人工核酸配列Bを持ち、5’末端側に人工核酸配列Dを持つリバースプライマー(d)からなるプライマー対Yおよび、人工核酸配列Cの全部あるいは一部の配列を持つフォワードプライマー(e)と、人工核酸配列Dの全部あるいは一部の配列を持つリバースプライマー(f)からなるプライマー対Zにより構成されるプライマーセットを用いて複数の標的核酸群を同時に増幅する方法。【選択図】図1A |