摘要 |
【課題】成形体の量産性や耐久性を維持した上で、撥液性を向上させることを課題とする。【解決手段】本発明の成形体は、表面に施された微細な凹凸形状によって撥液性を有する成形体であって、基材表面に規則的に配列された複数の突起部を備え、突起部の頂点部を通る平面上において、前記突起部が占める面積率が0.3以下であり、突起部の高さHと、前記突起部と隣接する突起部との凹部幅wとが、H/w≧0.7とすることで、製造時や使用時の破損のリスクが少ない微細凹凸であっても、基材表面に液滴が到達した際に凹凸構造への凹部への侵入が抑制されるので、液滴が成形体に付着しにくくなることから、防汚性を求められる部材表面や各種包装容器内面部への適用が可能となる。【選択図】図3 |