摘要 |
【課題】グリセリンを可塑剤として使用しながらも、カプセル膜の軟化や表面の粘着を引き起こしにくく、艶や透明性に優れた軟カプセル剤を得ること。【解決手段】ゼラチン、又は、澱粉類及びカラギナン類の混合物を主成分とする基剤;並びに、ソルビトール、マルチトール及びグリセリンを主成分とする可塑剤;を含む軟カプセル皮膜用組成物を成膜してカプセル皮膜を調製する。次いで、調製したカプセル皮膜にカプセル内容物の充填を行って軟カプセル剤を製造する。本発明の軟カプセル剤は、可塑性及び柔軟性に優れ、軟カプセル剤同士や容器との接着を起こさず、艶や透明性に優れている。【選択図】なし |