摘要 |
板厚比={鋼板の板厚の総和}/{薄い側の鋼板の板厚(同厚の場合は1枚当たりの板厚)}が2以上、5以下の範囲となる、引張強さが共に780MPa以上、1850MPa以下の2枚の高強度鋼板(1A、1B)を重ね合わせて抵抗スポット溶接する際に、加圧力P1kN、溶接電流I1kAの前通電である第1通電工程と、加圧力P2kN、溶接電流I2kAの本通電である第2通電工程とを行い、加圧力P1、P2を、第1通電工程、第2通電工程を通して一定の加圧力P=P1=P2とするとともに、鋼板(1A、1B)の平均板厚をtmmとするとき、{0.5≦P≦3.0t(1/3)}で表される範囲とし、溶接電流I1を、溶接電流I2の30%以上、90%以下の範囲とし、第1通電工程が終了した後、0.1s以内に第2通電工程を開始する。 |