摘要 |
【課題】秘密計算による空値検査を効率化する。【解決手段】秘密計算装置は、分散装置が生成した、対象ビット列1100が表す値の秘密分散値を用い、秘密計算により、対象ビット列1100をローテーションし、最上位ビットの値を最上位ビットよりも下位の検査ビット1201の値とした検査ビット列1200が表す値の秘密分散値を得る。ただし、対象ビット列1100は、最上位ビットが1の場合に空値に対応し、最上位ビットが0の場合に実数値に対応する。次に、秘密計算装置は検査ビット列1200が表す値の秘密分散値を用い、秘密計算により、検査ビット列1200の最下位ビットから検査ビット1201または1211までのビット値の秘密分散値を得る。【効果】検査ビットが最下位に近いほど秘密計算の対象となるビット数を小さくでき、通信量および/または通信段数を削減できる。【選択図】図5 |