摘要 |
【課題】地震時における地中埋設構造物の浮上防止方法として、再掘削を伴わないとともに現実的で安価かつ信頼性が高く、管路(線構造物)とマンホール等点検口(点構造物)を一連・一体化(数珠状化)する方法及びその装置を提供するものである。【解決手段】管路1とマンホール等点検口2により構成される地中埋設構造物において、管路1内面で流水等の本来機能を阻害しない部分に挿入した緊張材3を、直線、屈曲、落差、合流部に配置されるマンホール等点検口2の内の必要箇所内部において、緊張材3を緊張・連結し一体化するための緊張材連結装置4を設置する工程を含むことを特徴とする方法が提供される。好ましくは、緊張材3は、連続繊維緊張材である炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、一方、緊張材連結装置4は、防食塗装鋼材、ステンレス鋼材などの材料のいずれかである。【選択図】図1 |