| 摘要 |
分散型ロード・バランサであって、ルータが少なくとも１つのクライアントからのパケットを受信しパケット・フローを複数のロード・バランサ・ノードに経路指定する、分散型ロード・バランサ。ルータはパブリックＩＰアドレスを公表し、ロード・バランサ・ノードのすべてが同じパブリックＩＰアドレスをルータに広告する。ルータはフロー単位ハッシュ化多重パス経路指定技術、例えば、等コスト多重パス（ＥＣＭＰ）経路指定技術、を実装してロード・バランサ・ノード全体にわたってフローを分散させることができる。したがって、この多重ロード・バランサ・ノードは単一のパブリック終点にサービスすることができる。ロード・バランサ・ノードは、境界ゲートウェイ・プロトコル（ＢＧＰ）によりルータに広告することができる。しかし、ロード・バランサ・ノードは、自身をルータに広告するよりはむしろ一つまたは複数の隣接ロード・バランサ・ノードによりルータに広告してもらうことが可能である、これらの隣接ノードは当該ロード・バランサ・ノードが故障したとの判断に応じてルータとのＢＧＰセッションを終了させることができる。 |
