摘要 |
【課題】ウェーブレット変換したスペクトルの時間的推移データに基づいたグラウト充填状態の判定において、安定した判定結果を得られる非破壊検査方法、及び非破壊検査装置10を提供することを目的とする。【解決手段】打撃探触子11aと、受信探触子12aと、解析機器13とを備え、プレストレストコンクリート構造物1に埋設されたシース管2のグラウト充填状態を検査する非破壊検査方法であって、解析機器13に、受信探触子12aから取得した合成波をウェーブレット変換してスペクトルの時間的推移データを生成する変換工程と、スペクトルの時間的推移データにおける下限閾値Z2以上の相対値が連続する時間を時間長さT2として、シース共振周波数fsにおける時間長さT2が下限時間閾値TL2以上の場合、グラウト充填状態を未充填、または充填不足と判定する判定工程とを備えたことを特徴とする。【選択図】図14 |