摘要 |
イオン移動度分離装置において、分離電極や流路のアレイ化には制限がある一方、補正電圧を細かく設定すると、補正電圧のスキャン時間の増加を招き、スループットを低減するという課題がある。上記課題は例えば次の手段によって解決される。すなわち、一対の平板電極の少なくとも一つは、第一の導電性を有する第一電極部と、第二の導電性を有する第二電極部と、第一電極部と第二電極部とに挟まれて設置される前記第一の導電性及び前記第二の導電性より小さい第三の導電性を有する第三電極部と、を含み、第一電極部と第二電極部と第三電極部は、流路と垂直になるように並べて設置され、電圧制御部は、第一電極部と第二電極部に各々異なる直流電圧を印加することを特徴とするイオン移動度分離装置。 |