摘要 |
【課題】容易にレーザチャンバ内におけるレーザガスの部分ガス交換量を算出する。【解決手段】レーザゲイン媒質を励起することによりレーザ光を出射するレーザチャンバ内における前記レーザゲイン媒質を交換するガス交換工程と、前記ガス交換をした後、前記レーザチャンバにおいて所定のガス圧及び所定の充電電圧において発振させたレーザ光のパルスエネルギを測定する第1の測定工程と、前記第1の測定工程における前記所定のガス圧、前記所定の充電電圧、前記パルスエネルギに基づき、前記レーザチャンバにおけるガス圧及び充電電圧とレーザ光のパルスエネルギとの関係の近似式、または、相関関係を示すテーブルを算出して記憶する工程と、前記第1の測定工程を行なった後に、前記レーザチャンバにおいて発振されたレーザ光のパルスエネルギErを測定する第2の測定工程と、前記算出された近似式またはテーブルに基づき、前記第2の測定工程におけるガス圧及び充電電圧の条件において、前記ガス交換をした直後に得られたであろうレーザ光のパルスエネルギEecを算出する工程と、前記パルスエネルギEecと前記パルスエネルギErに基づき、ΔEd=Eec−Erより、パルスエネルギの低下量ΔEdを算出する工程と、前記パルスエネルギの低下量ΔEdに基づき前記レーザチャンバにおいて部分ガス交換を行なう際の部分ガス交換量Qを算出する工程と、を含んでもよい。 |