摘要 |
エフェクター機能を欠く、または高度に低下したエフェクター機能を伴い、かつN297におけるグリコシル化を欠くにもかかわらず、高い安定性を伴う、変異型ヒトIgG1 Fe分子が本明細書に提供される。また、哺乳動物細胞中で発現されるときにグリコシル化されるリンカーペプチドも本明細書に提供される。IL−2は、IL−2結合時に細胞内シグナル伝達事象を一緒に活性化するIL−2R−及びIL−2Ry、ならびにIL−2とIL−2RBYとの間の相互作用を安定化する働きをするCD25(IL−2Ra)という3つの膜貫通受容体サブユニットに結合する。IL−2RBYによって送達されるシグナルは、PI3−キナーゼ、Ras−MAP−キナーゼ、及びSTAT5経路のシグナルを含む。 |