摘要 |
哺乳動物の鼓膜に挿入され、そこにとどまる鼓膜切開チューブ(200)を開示する。鼓膜切開チューブ(200)は、第1の端部分(202)と、第2の端部分(204)と、第1の端部分(202)と第2の端部分(204)との間に配された中心部分(206)と、を含む、本体を含む。軸方向に延びる通路(218)が、第1の端部分(202)に隣接して配された第1の開口端部(220)および前記第2の端部分(204)に隣接して配された第2の開口端部(222)、ならびに第1の開口端部(220)と第2の開口端部(222)との間に延びる軸を有する。第1の端部分(202)は、比較的大径の、概ね半径方向に延びるフランジ(226)を含む。中心部分(206)は、鼓膜の組織を通って延び、かつ鼓膜の組織にとどまるようなサイズの小径の部分を含む。第2の端部分(204)は、第2の端部分(204)に隣接して配された比較的大径の第2のフランジ(238)を含む。第2のフランジ(238)は、鼓膜切開チューブ(200)を鼓膜に挿入する間に鼓膜をナイフのように切り開くのに十分鋭い、切開部分(262)を有する、周辺エッジ(260)を含む。 |