摘要 |
粘性クラッチは、ロータと、ハウジング部材と、該ハウジング部材とロータとの間に位置付けられた作動室と、粘性流体を保持し、ロータと一緒に回転すべく構成されたリザーバと、作動室とリザーバとの間を流体的に連通させる戻りボアと、リザーバから作動室への第1通路と、リザーバから作動室への第2通路と、弁とを含む。第2通路は、第2通路から離間し、ロータを貫通して実質的に径方向に延びることができる。弁は、第1通路を通じての粘性流体の流れを選択的に規制すべく構成され、第2通路は遮られることは無く、弁の作動状態に拘わりなく、リザーバから作動室への粘性流体の通過を可能にする。作動室内に存在する粘性流体はロータ及びハウジング部材を回転的に結合する。【選択図】図2 |