摘要 |
【課題】従来の流域比による河川流量推定法を改め、流量未測定の山地河川の流量を効率的に精度良く推定することができる年平均流量推定方法を提供する。【解決手段】各測水所流域における年平均流量の測定値に対応する測水所流域の流域立体地形相関面積、流域立体地形相関標高、流域立体奥行長、流域重心点経度、流域重心点緯度及び流域重心点標高を求めてコンピューターの記憶部に保存し、保存したこれらの各データおよび技術計算ソフトウェアであるmathcad(登録商標)のregress関数を用い、少なくとも流域立体地形相関面積と、流域立体地形相関標高と、流域地形奥行長、流域重心点経度、流域重心点緯度及び流域重心点標高とを変数中に含む山地河川流域の年平均流量を推定するためのregress関数を得ることにより、山地河川流域の流量推定用回帰関数を得る。【選択図】図1 |