摘要 |
【課題】Cu−Fe−P合金板を母材とし、その表面にNiめっき(必要に応じて)、Cuめっき及びSnめっきを形成し、Snめっき層をリフロー処理して製造した接続部品用導電材料の耐微摺動摩耗特性の改善方法の提供。【解決手段】Cu−Fe−P合金がFe:0.01〜2.6質量%、P:0.01〜0.3質量%を含有し、残部がCu及び不可避的不純物からなり、リフロー処理後の母材表面に、Cu含有量が20〜70at%で、平均厚さが0.2〜3.0μmのCu−Sn合金被覆層と、平均厚さが0.05〜5.0μmのSn被覆層を形成し、材料表面の一方向における算術平均粗さRaが0.15μm以上で、全ての方向における算術平均粗さRaが3.0μm以下であり、Sn被覆層の表面にCu−Sn合金被覆層の一部が露出面積率が3〜75%で露出し、Cu−Sn合金被覆層の表面の平均結晶粒径が2μm未満とされる接続部品用導電材料。【選択図】図1 |