縮小された記憶域を伴うイントラ予測モード決定

摘要

概して、複数の、異なる予測モードから選択するときにレート歪み値を格納するために要求されるスペースを縮小させるための技法が説明される。プロセッサを備える映像コーディングデバイスは、それらの技法を実行することができる。プロセッサは、映像データの現在のブロックに関するイントラ予測モードの第１及び第２の組を決定することができる。イントラ予測モードの第１及び第２の組は、合計して、イントラ予測モードの総数よりも少ないイントラ予測モードを含むことができる。プロセッサは、イントラ予測モードの第１及び第２の組に含まれる各イントラ予測モードに関する近似コストを計算することができる。プロセッサは、イントラ予測モードの第１及び第２の組において識別された各イントラ予測モードに関する近似コストをメモリに格納することができる。プロセッサは、第１又は第２の組のうちの少なくとも１つにおいて識別されたモードを用いて現在のブロックを符号化するためにイントラ予測を行うことができる。