摘要 |
本発明により工具軸(7)を中心に回転駆動可能な、末梢に作用するフライス刃(6)および工具軸(7)の軸端で作用するフライス刃(6)を具備し、関節面に固定可能なフライス工具(2)を案内するための型板部(3)を有するフライス工具(2)を備えた骨の関節面に台形凹部を設ける医療用工具システム(1)は、フライス工具(2)の侵入深さを制限するストッパ(10,19)が設けられ、それによって狭い空間的状況でも簡単かつ確実に台形断面の凹部が骨の関節面に形成可能である。この課題の解決のために型板部(3)はキャリッジガイド(12)を有する基礎部材(4)と、ガイド面の案内レールに沿って、キャリッジガイド(12)において2つの端部ストッパの間で移動可能なキャリッジ(5)とを具備し、キャリッジ(5)には、ガイド面に対し斜めに延びる導管(18)が工具軸(7)を横切って案内されるフライス工具(2)の受けに対し、フライス工具(2)が工具軸(7)を中心に自由に回転できるように設けられている。【選択図】図1 |