摘要 |
【課題】仮締切構造体内の水及び土砂を一旦仮置き場へ貯留し、その一部の水を循環させて仮締切体内へ戻し、内外の水圧差を無くした上で仮締切構造体を打ち込むことで、排出水量を大幅に低減することのできる浚渫工法を提供せんとするものである。【解決手段】仮締切構造体の下部側に高圧水の噴射ノズルと、水及び堆積土砂を吸引するジェットポンプの吸引ノズルとを設置し、仮締切構造体を水中地盤へ打ち込みながら前記噴射ノズルから高圧水を噴射して堆積土砂を吹き飛ばすか分散撹拌状態にすると共に、その堆積土砂を水と一緒に前記吸引ノズルから吸引して仮置き場へ排出し、仮置き場に貯留された水のみを仮締切構造体内へ戻して、仮締切構造体の内外の水面が略同一になるようにして仮締切構造体の水中地盤への打ち込みと、その内部の浚渫とを同時に行うようにした。【選択図】図9 |