摘要 |
【課題】板厚が大きく、板幅も大きく、且つ温度が低い鋼板も、クロップ切断機で安定して切断することができる切断位置を演算処理装置で設定する。【解決手段】鋼板の搬送方向先端部及び後端部に形成されたフィッシュテール形状のクロップ部をクロップ切断機4で切断するにあたり、フィッシュテール形状の凹部底から凸部先端に向けて規定長さの位置を第1切断位置とし、検出されたクロップ部の温度分布及び形状からクロップ部内の鋼板搬送方向への切断荷重分布を算出し、クロップ部の切断荷重がクロップ切断機4の切断荷重上限値以下となる位置を第2切断位置とし、第1切断位置と第2切断位置の何れかフィッシュテール形状の凹部底からの距離の大きい方を凹部側切断位置とする。また、フィッシュテール形状の凸部先端から凹部底に向けて規定長さの位置を凸部側切断位置とし、凹部側切断位置と凹部側切断位置との間の部分をクロップ部の切断位置とする。【選択図】図5 |