摘要 |
保護リレー装置において、電流差動リレー演算部(10a)は、動作量と抑制量とに基づいて、保護区間の内部で故障が生じているか否かを判定する。断線検出部(11a)は、現時点の動作量から一定時間前の動作量を減じることによって第1の差分量(ΔIOPa(t))を演算し、現時点の抑制量から一定時間前の抑制量を減じることによって第2の差分量(ΔIREa(t))を演算し、第1の差分量と第2の差分量の和の絶対値が第1の設定値(K1)以下であるという第1の判定条件が満たされている場合に、第1および第2の電流変成器のいずれかの接続に断線が生じていると判定する。 |