摘要 |
【課題】一般利用者用と車椅子利用者との両者が利用可能な車椅子兼用エレベータにおいて、車椅子利用者の利便性を保ちつつ、運転効率を低下させずに運転することが可能な車椅子兼用エレベータを提供する。【解決手段】実施形態によれば車椅子兼用エレベータは、乗りかご内に設置された車椅子利用者専用かご操作盤および車椅子利用者用荷重検知装置と、制御装置とを備える。車椅子利用者用荷重検知装置は、車椅子利用者専用かご操作盤の近傍の車椅子利用者検知エリアにかかる荷重量を検知する。制御装置は、車椅子利用者専用かご操作盤においてかご呼び操作が行われたことにより乗りかごが目的階に到着したときに、車椅子利用者用荷重検知装置で検知された荷重量が車椅子利用者荷重範囲内であれば、当該乗りかごに車椅子利用者が乗車していると判断して、目的階で乗りかごのかごドアを通常時よりも長い時間戸開させるように制御する。【選択図】図1 |