| 摘要 |
ナノバイオ触媒の製造方法は、担体材料を液状媒体に懸濁させる工程と；懸濁された担体材料を第１の所定温度で第１の所定時間にわたり官能化剤と混合することにより担体材料の表面を官能化する工程であって、第１のブロスが結果としてもたらされる工程と；第１の所定時間後に第１のブロス中にタンパク質を直接適用する工程と；タンパク質を第１のブロスと混合し、第２の所定温度で第２の所定時間にわたりタンパク質をインキュベートする工程であって、第２のブロスが結果としてもたらされる工程と；担体材料の官能化された表面上に、インキュベートされたタンパク質を固定化する工程であって、第３のブロスが結果としてもたらされる工程と；第３のブロスを濾過する工程と；濾過の保持物を収集する工程とを含む。第１のブロスおよび第２のブロスを直接加工することにより、本発明に従う方法は、ナノバイオ触媒の連続的なプロセスおよび製造を提供することを可能にする。これにより、時間、水、化学物質およびエネルギーの消費に関して製造が最適化され得る。また、本発明に従う方法は、チキソトロピー（ｔｈｉｘｏｔｒｏｐｈｙ）に関する問題が最小限に抑えられ得るナノバイオ触媒製造を可能にする。これらの効果は、プロセスの効率を劇的に高め得、それにより、比較的速い速度でのナノバイオ触媒の製造を可能にし得る。さらに、本発明に従う方法は、資源を節約することも可能にし、その結果、この点でも効率が高められ得る。 |
