紫外線及び赤外線を吸収するガラス組成物とその応用

摘要

【課題】吸収紫外線及び赤外線を吸収するガラス組成物を提供する。ガラス組成物中に一定量の希少金属及び希土類金属化合物を追加することで、従来の断熱ガラスの種々の局限を突破し、合理に原料である化学酸素の需要量を制御し、酸化還元比を制御、紫外線、赤外線及び全太陽エネルギーを有効に遮断し、同時に可視光の透過率を向上させることで、強烈に紫外線及び近赤外線を吸収できる断熱ガラスを取得する。【解決手段】ＳｉＯ２：６０-７５%；Ｎａ２Ｏ：８-２０%；ＣａＯ：３-１２%；Ａｌ２Ｏ３：０.１-５%；ＭｇＯ：２-５%；Ｋ２Ｏ：０.０２-７%；ＢａＯ：０.１-５%；ＳＯ３：０.０１-０.４%からなるガラス基礎成分（重量比）と、Ｆｅ２Ｏ３：０.２２-１.３５%；ＺｒＯ２+ＨｆＯ２：０.００１-０.８%；Ｃｌ：０-０.５%；Ｂ２Ｏ３：０-２%；ＴｉＯ２：０.０１-０.８%；ＣｕＯ：０.００１-０.０６%；Ｂｒ：０-２.０%；ＭｎＯ：０-０.０２%；Ｆ：０-２.０%；ＳｒＯ：０.００１-０.５%；ＣｅＯ２：０.００５-２.２%からなるガラスの本体及び着色調和部分とを含む。前記ガラス組成物中Ｆｅ２Ｏ３の酸化還元比が０.４-０.８となる。【選択図】図２