摘要 |
【課題】本発明はアラミド重合体が有機溶媒に溶解されている重合溶液を、紡糸口金を通じて不活性気体内に紡糸し、紡糸された繊維中の有機溶媒の一部を除去し、紡糸された繊維にコンディショニング溶液を接触させて繊維中の残存水分率を10〜15%に維持させ、延伸、水洗及び熱処理する乾式紡糸方式でパラ系アラミド繊維を製造する方法を提供する。【解決手段】本発明は従来湿式紡糸方式でアラミド繊維を製造する場合に比べて、溶媒回収のためのエネルギーの消耗やコストを大きく節減することができる。また本発明は紡糸工程中に濃硫酸溶媒を使用しないので、装置の腐食や作業環境の悪化などの従来問題点を解決することができる。さらに、本発明は延伸前に繊維中の残存水分率を10〜15%に維持させた後、延伸及び熱処理するので、繊維の強度及び弾性率を大きく向上することができる。【選択図】なし |