摘要 |
ワーク(W)の上面から部に至る非貫通のピアシング穴を形成する第1ピアシング工程と、ワーク(W)を冷却する冷却工程と、ピアシング穴をワークの下面まで貫通させる第2ピアシング工程と、ワークを切断する切断工程とを有するレーザ加工方法であって、第2ピアシング工程では、レーザビームの出力を第1の出力値よりも小さい第2の出力値にし、焦点位置を第1のインフォーカス位置にし、焦点深度を第1の深度よりも大きい第2の深度にし、サイドガスブロー圧を第1の圧力値よりも小さい第2の圧力値にした状態から、レーザビーム(L)の出力を第1の出力値よりも小さく第2の出力値よりも大きい第3の出力値にし、焦点位置を第1のインフォーカス位置よりもインフォーカス量が大きい第2のインフォーカス位置にし、焦点深度を第2の深度よりも大きい第3の深度にした状態まで変化させつつレーザビーム(L)をワーク(W)に照射してピアシング加工を行うことで、ビーム照射時のセルフバーニングを抑制し、ピアシング加工に必要な時間の短縮を図る。 |