摘要 |
【課題】細線状の焼成鉛筆芯において、焼成した芯は得られるものの、十分な折損強度を得ようとすると芯体が磨耗しにくく筆跡濃度が低下してしまう。この問題を改善し、曲げ強さと筆記線の濃度とのバランスのよい焼成鉛筆芯を提供する。【解決手段】黒鉛と熱可塑性樹脂の合計重量に対する熱可塑性樹脂の重量割合が、42〜50重量%である配合材料を、混練し細線状に押出成形した後に熱処理を施し、横断面直径が、0.05〜0.25mmであると共に、側壁の長手方向に、高さが横断面直径に対して0.3〜4.5%である凸条を複数形成した焼成鉛筆芯。【選択図】なし |