摘要 |
【課題】屋内のように狭い空間においても、測定対象の距離を測定できると共に、この測定対象の水分の経時的変化を測定することができ、距離及び水分等の状態を検知できるようにする。【解決手段】距離スペクトル演算部12は、定在波検知部2が検知した合成波の周波数の強度分布から、その直流成分を除去し、フーリエ変換して、距離スペクトルを求める。差分検出部13は、前記距離スペクトルから、基準時の距離スペクトルを減算して、距離スペクトルの差分を演算し、この差分距離スペクトルを経時的に求める。距離演算部14は、前記差分距離スペクトルの距離成分により測定対象までの距離を求める。更に、判定部15は、前記差分距離スペクトルのピーク強度が、前記測定対象の誘電率の変化に基づいて変化する経緯を監視し、そのピーク強度の変化に基づいて、前記測定対象における水分の変化等の状態を判定する。【選択図】図1 |