新規の化合物、その薬学的に許容可能な塩又は光学異性体、それを作製する方法、及びそれを有効成分として含有するウイルス疾患の予防又は治療用の医薬組成物

摘要

本発明は新規の化合物、その薬学的に許容可能な塩又は光学異性体、それを作製する方法、及びそれを有効成分として含有するウイルス疾患の予防又は治療用の医薬組成物に関する。本発明による新規の化合物は低い細胞毒性を有するだけでなく、コクサッキーウイルス、エンテロウイルス、エコーウイルス、ポリオウイルス及びライノウイルス等のピコルナウイルスに対する優れた抗ウイルス活性を有するため、小児麻痺、急性出血性結膜炎、ウイルス性髄膜炎、手足口病、水疱性疾患、Ａ型肝炎、筋炎、心筋炎、膵炎、糖尿病、流行性筋痛症、脳炎、感冒、ヘルパンギナ、口蹄疫、喘息、慢性閉塞性肺疾患、肺炎、副鼻腔感染症又は中耳炎等のウイルス疾患の予防又は治療用の医薬組成物として効果的に使用することができる。【選択図】なし