摘要 |
【課題】従来よりも小さな力で歯牙を確実の保持することができるとともに、小型軽量化および治療に必要とされる本数の低減も図ることが可能になる抜歯鉗子を提供する。【解決手段】一対の鉗子部材1が長手方向の中間部において枢軸2によって回動自在に連結されることにより、枢軸2の基端部側に互いに接離操作される把持部3が形成され、枢軸2の先端部側に上記接離操作によって開閉して歯牙を挟持する挟持部5が形成された抜歯鉗子において、一対の挟持部5の対向面に、それぞれ先端から上記基端部側に向けて幅寸法および対向面からの深さ寸法が漸次小さくなることにより、対向面に対する縁部6aが半円弧状または半楕円弧状をなす凹部6を形成した。【選択図】図1 |