摘要 |
機能転写体(14)は、ナノ構造の凹凸構造(11)を有するキャリア(10)と、凹凸構造(11)上に設けられた機能層(12)とを具備する。凹凸構造(11)の表面に機能層(12)を予め設け、機能層(12)を被処理体(20)の一主面上に直接当接させ、その後キャリア(10)を機能層(12)から除去し被処理体(20)に機能層(12)を転写する。凹凸構造(11)の平均ピッチは1nm以上1500nm以下で、機能層(12)は樹脂を含み、且つ、機能層(12)の露出する面側の表面粗さ(Ra)と、凹凸構造(11)の凸部頂部位置と前記機能層の露出する表面との距離(lor)と、の比率(Ra/lor)が1.2以下である。更に機能層(12)は凹部(11a)の内部に配置され、その露出面が温度20℃で且つ遮光下にて非液体状態である。被処理体(20)上に高精度に機能を付与することが可能である。 |