| 摘要 |
カンヌキが必要なく且つムーブメントの運動の精度を向上させることができる、クォーツ腕時計のムーブメントであって、分車（２）は、小鉄車（５）を介してツヅミ車（６）と動力伝達可能に接続され、日の裏車（４）の軸の下ホゾは、カンヌキ（８）が省略された空間を通り抜けて、地板（９２）における対応する軸穴内に配置されている。巻芯（７）を引き出してツヅミ車（７）、小鉄車（７）及び分車のカナ（７）を介して分針を調節する際に、日の裏車のカナ（７）が静止状態で始終分車の歯車（２２）と噛み合うように、分車の軸（２３）と分車プレート（３）との間に、弾性的に交互回転可能な接続構造がさらに配置されている。巻芯（７）の前方には、秒針停止電極（８２）と接続又は分離可能な秒針停止ロッド（８３）がさらに配置されている。カンヌキが省略された部材を採用することによって、秒車（１）、日の裏車（４）及び分車（２）の間において、時計の精確な噛み合い状態が確保され、ムーブメントの運動の精度が向上する。また、分車の軸（２３）と分車プレート（３）との間に弾性的に交互回転可能な接続構造が配置されることによって、針中間車（６１）が省略された状況においても、正常且つ精確な動作を保ち、また、効率よく時間を調節・校正する機能を実現することができる。【選択図】図２ |
