摘要 |
【課題】杉材の持つ空気浄化機能と鎮静効果物質の放出という最大のストロングポイントを最大限に生かした赤身部と白太部が略同等の割合で存在するこぐち部を表面に露出させた壁用木質パネルを提供する。【解決手段】自然乾燥もしくは50℃以下の状態の低温乾燥をさせた複数の木片からなる杉材の赤身部5と白太部6のこぐち部をその表面に露出させて、加圧接着結合させた壁用木質パネル7であって、通常板目材の100倍の反応速度での吸放出を繰り返す過程で、杉材の吸引時には空気中の二酸化窒素などの化学物質を吸着固定化することによって空気を浄化し、また放出時にはセドロールなどの鎮静効果物質の放出を繰り返しおこなう。【選択図】図5 |