摘要 |
特に赤外線やテラヘルツ波について撮像のための結像を行う撮像光学系に関して、コストの削減を図りつつ、結像性能の低下の防止を図る。開口絞り(10)付近に設けられ収差補正を担う第1のレンズ(11)と、上記第1のレンズ(11)と撮像素子との間に配置されて集光を担う第2のレンズ(12)とを備え、上記第1のレンズ(11)を屈折率分布型レンズとした撮像光学系とする。屈折率分布型レンズは、屈折率が一様なレンズに比して設計上の自由度が高く、レンズ用素子として高い潜在力を持つものである。このような屈折率分布型レンズを用いることで、例えば研磨等の高コストな加工を施すことなく、収差補正を実現できる。これにより、コストの削減を図りつつ、結像性能の低下防止を図ることが可能となる。 |