摘要 |
本発明の課題は、十分な導電性と光透過性とを兼ね備えた透明電極の製造方法を提供することである。本発明の透明電極の製造方法は、基板上に、窒素原子及び硫黄原子から選択される少なくとも1種の原子を有する有機化合物を含有する有機層と、銀又は銀を主成分とした合金を含有する金属層とをこの順に積層する透明電極の製造方法であって、前記有機層が形成されている基板を、−273〜20℃の範囲内の温度に保持した状態で、前記金属層を積層したのち、前記基板を40℃〜(基板のガラス転移点温度)の範囲内の温度で加熱処理することを特徴とする。 |