摘要 |
<p>新規なシリカ粒子の製造方法を提供すること。ケイ素含有粒子と酸素との反応でシリカ粒子を製造する際に、ケイ素元素よりも電子親和力が小さい金属元素を含有させることにより、ケイ素含有粒子と酸素との反応が抑制されるために反応時における温度上昇も抑制される。結果、シリカ粒子が形成されるときの反応条件が相対的に穏やかになることで生成したシリカ粒子の内部に空隙が形成されがたくなる。金属ケイ素を主成分とするケイ素含有粒子と酸素とを反応させて得られるシリカ粒子であって、前記ケイ素含有粒子は鉄元素、リン元素、及びアルミニウム元素からなる反応抑制元素を含有する合金又は金属間化合物であり、自身を構成する一次粒子の少なくとも一部はケイ素元素及び前記反応抑制元素の双方を含有することを特徴とする。</p> |