摘要 |
ビームフォーミング方法は、複数の受信素子から得られた受信エコー信号を被検体の第一領域を焦点として整相加算することにより、主ビーム信号を生成する主ビーム生成ステップ(S21)と、第一領域から反射してくる超音波信号に対する感度が主ビーム信号より低い副ビーム信号を、受信エコー信号から生成する副ビーム生成ステップ(S22)と、主ビーム信号及び副ビーム信号に基づいて定められる係数であって、主ビーム信号を狭角度化するための係数を算出し、係数と主ビーム信号とを乗ずることで狭ビーム信号を生成する狭ビーム生成ステップ(S23)とを含み、副ビーム生成ステップ(S22)では、第一領域と異なる被検体の2つの領域であって、互いに異なる2つの領域のそれぞれを焦点として受信エコー信号を整相加算することにより生成される2つのビーム信号の差である差信号を用いて、副ビーム信号を生成する。 |