| 摘要 |
<p>本発明は、それぞれが少なくとも１つの軸方向外面（２１）を介してリム（３）に接触するように意図された２つのビード部 （２）と、各ビード部（２）内で、中心（Ｏ）を有するビードワイヤ（５）の周囲に巻かれて折り返し部（４１１）を形成する、少なくとも１つのカーカス層（４１）を含む半径方向カーカス補強体（４）と、少なくとも１つの追加層（６１、６２）を含み、折り返し部（４１１）の軸方向最外部の軸方向外側において半径方向内端部（Ｅ1）から半径方向外端部（Ｅ2）まで半径方向に延びる、各ビード部（２）内の付加的円周方向補強体（６）と、を備えた大型車両用タイヤに関する。本発明者らは、付加的円周方向補強体（６）の半径方向内端部（Ｅ1）と半径方向外端部（Ｅ2）のそれぞれの間の半径方向距離（ｄ）を最適化すると同時に、このような付加的円周方向補強体を用いて得られるビード部の耐久性を保持するという目的を定めた。本発明によれば、付加的円周方向補強体（６）の半径方向内端部（Ｅ1）の、ビード部（２）の軸方向外面（２１）上への直交射影（Ｐ1）は、ビードワイヤ（５）の中心（Ｏ）の半径方向外側に存在し、付加的円周方向補強体（６）の半径方向外端部（Ｅ2）の、ビード部（２）の軸方向外面（２１）上への直交射影（Ｐ2）は、タイヤ（１）がリム（３）に装着されて推奨圧力まで膨張した時にリム（３）が最後に接触する地点（Ｃ）の軸方向内側におけるリム（３）の地点（Ｐ’2）に接するように意図され、付加的円周方向補強体（６）の半径方向内端部（Ｅ1）と半径方向外端部（Ｅ2）の間の半径方向距離（ｄ）は、最大で２０ｍｍに等しい。【選択図】図１</p> |
