摘要 |
<p>本発明は、基体202内に位置決めされた1組の共鳴ボリューム206を有する、磁気共鳴(MR)撮像システム110で使用するためのファントム200であって、基体202が、MR撮像システム110の対象ボリューム203に従って球体又は楕円体形状を有し、共鳴ボリューム206が基体202の円周に位置されたファントム200に関する。このファントムは、磁気共鳴(MR)撮像システム110の主磁石114の磁場を評価するための方法で使用され、この方法は、主磁石114内部にファントム200を位置決めするステップと、MR撮像システム110を使用してファントム200の3D分光MR測定を実施し、それにより共鳴ボリューム206の共鳴を測定するステップと、測定された共鳴を共鳴ボリューム206に割り当てるステップと、共鳴ボリューム206の測定された共鳴に基づいて、ファントム200のMR測定から主磁石114の磁場を評価するステップとを含む。したがって、MR撮像システム自体が、その主磁石の磁場を決定するために直接使用される。したがって、従来の磁場の決定に必要とされる独立したNMR磁力計ではなく、MR撮像システム自体が測定機器として使用され得る。</p> |