摘要 |
X線管は、陽極ターゲットと、電子放出源及び収束電極を有した陰極と、真空外囲器とを備える。収束電極は、電子放出源が収められる溝部(16)を含み、電子ビームを収束させる。溝部(16)は、最近接内周壁(53)、上内周壁(51)及び下内周壁(52)を有している。最近接内周壁(53)は、溝部の深さ方向において電子放出源の寸法より短く、溝部の幅方向において電子放出源に全周に亘って最も狭い隙間を置いて対向している。上内周壁(51)は、最近接内周壁(53)よりも溝部の開口側に位置し、最近接内周壁(53)よりも幅方向に広がった形状を有する。下内周壁(52)は、最近接内周壁(53)に対して上内周壁(51)の反対側に位置し、最近接内周壁(53)よりも幅方向に広がった形状を有する。 |