摘要 |
本発明の開扉保持装置(32)は、ドアの開閉動に伴い、ピボット軸(14)と共にピボット孔(24)内で第1軸線(X1)を中心に回動する第1係合部材(40)と、第1軸線に平行な第2軸線(X2)の周りで枢動可能な第2係合部材(66)とを有する。ドアが開扉位置(図4d)に近づくときは、係合突起(62−1)が第2係合部材(66)と摺動係合してバネ付勢力に抗して第2係合部材を移動経路外に枢動して進む。ドアが開扉位置から閉扉しようとしたときには、第2係合部材(66)が係合突起(62−1)と係合してその回動を止め、ドアを開扉位置に保持する。閉扉するときに係合突起が第2係合部材をバネ付勢力に抗して枢動する第2の力(F2)は、開扉するときに係合突起が第2係合部材をバネ付勢力に抗して枢動する第1の力(F1)よりもその作用線が該第2軸線(X2)の近くを通るようにされている。 |