生物医学装置用のチタン合金を製造する方法

摘要

本発明は、生物医学用途のための超弾性及び／又は形状記憶性を有するチタン合金を製造する方法であって、所望の合金を形成する様々な金属を真空中で融解させることによってインゴットを調製する工程、場合によっては、高温アニーリング（９００℃よりも高い）によってインゴットを真空中で均質化する工程、第一のクエンチング工程、機械的成形（圧延、絞り、機械加工など）工程、&bgr;トランサス温度を超える、&bgr;相における再溶解のための熱処理工程（第二の温度まで、その後、同温度を一定期間維持する）、及び第二のクエンチング工程を連続的に含み、前記熱処理段階が、ガス雰囲気中で実施され、また、窒化物、炭窒化物、酸化物又は酸窒化物などの層を表面上に形成するのに適した表面処理を構成する方法に関する。