摘要 |
本発明の溶射用スラリーは、希土類元素のオキシフッ化物を含む粒子及び分散媒を有し、粒子の平均粒子径が0.01μm〜10μmである。この粒子は更に希土類元素のフッ化物を含んでいてもよい。また、粒子のCu−Kα線又はCu−Kα1線を用いるX線回折測定において、2&thetas;=20度〜40度の範囲に観察される希土類元素の酸化物の最大ピークの強度(S0)と、同範囲に観察される希土類元素のオキシフッ化物の最大ピーク強度(S1)との比(S0/S1)が0.10以下であることが好適である。 |