摘要 |
<p>プーリ(15)のV面(48)のうち、所定位置P1よりも径方向内側部分(48a)は金属ベルト(19)との間にスリップが発生し易いが、その径方向内側部分(48a)の母線の形状を直線とすることで金属ベルト(19)との間の摩擦係数を大きく確保し、スリップの発生を確実に防止することができる。またプーリ(15)のV面(48)のうち、前記所定位置P1よりも径方向外側部分(48b)の母線の形状を、金属ベルト(19)のミスアライメント(C)を補償する方向に湾曲する曲線とすることで、金属ベルト(19)が前記V面(48)にスムーズに噛み込むようにし、金属ベルト(19)やプーリ(15)の耐久性を高めることができる。V面(48)の母線の形状を曲線とすると金属ベルト(19)との間の摩擦係数が減少するが、V面(48)の径方向外側部分(48b)はそもそも金属ベルト(19)のスリップが発生し難い部分なので、摩擦係数が減少してもスリップが発生する虞はない。</p> |