摘要 |
【課題】VRS方式のネットワーク型RTK−GNSS測量において、現観測座標で設定された仮想基準点を3点の電子基準点データ(公共座標と現観測座標)を用いて公共座標系に補正するが、地殻変動で特定の電子基準点の変位が極端に大きいと適正な補正座標が得られない。【解決手段】所定条件に基づいて仮想基準点との距離の合計ができるだけ小さい3個の電子基準点の組み合わせをN組(Nは3以上の所定整数)求める(St11〜St13)。各組ごとに仮想基準点の設定座標と電子基準点データを用いた所定演算処理により仮想基準点の座標に対する補正データを求める(St14〜St19)。そして、そのN組分の補正データの平均値を求め、それを仮想基準点の座標に加算することにより仮想基準点の補正座標を求める(St20,St21)。【選択図】図3 |