| 摘要 |
<p>単列旋回方式の渦電流式減速装置において、部品点数が多くなく、更なる装置の小型化を図りつつ、低コストでかつ制動オンと制動オフの切り替えの際の作動所要力を小さくする。回転軸１に取り付けた制動ドラム２の円周方向に磁極の向きが互いに逆向きとなるよう、一定の間隔を存して永久磁石３を配置した強磁性体の磁石支持部材４を制動ドラム２に対向して所要角度旋回移動可能に設ける。永久磁石３と基本的には同じ角度位置に配置した強磁性体のポールピース５群を、各ポールピース５間に設けた非磁性体の支持部材６ａを介在させて設置した支持体３を永久磁石群と制動ドラム２の間に設ける。複数のポールピース５の、制動オフから制動オンへの切り替え時の磁石支持部材４の移動方向前端部側でかつ永久磁石３と相対する側に切欠き部５ａを設ける。</p> |
