摘要 |
本発明に従い、以下の(1)式から算出されるTαを用いて、1パス目を、(Tα−100)℃以上、圧下率:30%以上の粗熱延を施し、さらに、以下の(2)式から算出されるTγmaxを用いて、任意の1パスを(Tγmax?50)℃の温度域で、圧下率:40%以上の仕上げ熱延を施すことで、優れた磁気特性を発現するオーステナイト−フェライト変態利用型の方向性電磁鋼板の製造方法を提供することができる。Tα[℃]=1383.98−73.29[%Si]+2426.33[%C]+271.68[%Ni] ・・・・(1)Tγmax[℃]=1276.47−59.24[%Si]+919.22[%C]+149.03[%Ni] ・・・・(2)ただし、[%A]はA元素の鋼中含有量(質量%)を示す。 |