摘要 |
【課題】発酵中の有機性廃棄物の含水率を直接測定することなく、簡易な方法で含水率低下による微生物活性が低くなるタイミングを検知しそれに応じた発酵制御を行うことで、乾燥不良や過乾燥による発酵停止を起こさずに順調な発酵を可能とする技術を提供することを目的とする。【解決手段】撹拌機11が発酵物Mを撹拌し、発酵物Mの温度とpHならびに撹拌強度と空気供給量とを発酵と乾燥が進行する一定の状態に維持した状態で、CO2センサー15が該発酵物Mから発生する二酸化炭素濃度を測定し、二酸化炭素濃度が所定の値以下の時は、発酵物Mに与える空気の供給量を少なくするとともに撹拌強度を小さくすることで乾燥を抑制して有機性廃棄物の発酵を進行させる。【選択図】図1 |