摘要 |
【課題】冷媒通路内における冷媒に激しい沸騰が生じることを抑制する。【解決手段】本発明は、冷媒通路12内を流通する冷媒が沸騰することで冷却される内燃機関10と、内燃機関と膨張器18との間に配置され内燃機関からの冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離する気液分離器14と、膨張器の下流側に配置され膨張器を通過した気相冷媒を冷却して液相冷媒にするコンデンサ24と、コンデンサからの液相冷媒を冷媒通路へ供給する第1通路28と、第1通路から分岐し気液分離器に接続される第2通路30と、第2通路を通じて気液分離器に供給されるコンデンサからの液相冷媒の供給状態を制御する制御弁40と、冷媒通路内の冷媒の温度値を取得する温度センサ44と、気液分離器内の圧力値を取得する圧力センサ46と、温度センサで取得された温度値と圧力センサで取得された圧力値とに基づいて制御弁を制御するECU48と、を備える沸騰冷却装置である。【選択図】図1 |